



海外のコンテンツホルダーと日本企業をつなぐ

大学を卒業するまでオーストラリアに住んでいたのですが、現地でも大人気のバスケットボール・アニメの影響を受けて、少年時代の私はバスケットボールに夢中でした。そこから日本にも興味をもつようになり、学校では第二外国語に日本語を選択しました。日本で暮らしてみたくて大学卒業後に来日しました。当初は何年かしたら帰国するつもりでしたが、次第に東京でチャレンジしたい、スポーツの仕事をしたいと思うようになり、当社の存在を知って応募しました。
今所属している部署は、海外のコンテンツホルダーと日本企業とをつなぐ窓口の役割を担っています。国際的なスポーツの大会を日本で行う場合の交渉ごとや権利関係の調整、スポンサーとなる日本企業へのアプローチ、また実際に大会運営に関わったりと、さまざまな業務が任せられていて、私は入社早々にモータースポーツの国際大会を担当しました。そのときに、トラブルにも臨機応変に対応し、コンテンツホルダーに対して最後まで責任をもってやり遂げるという当社の姿勢を現場で体感することができました。
プロセスやスピード感の違いを解決するコミュニケーション

スポーツに限らず、海外と日本ではビジネスの進め方にさまざまな違いがあります。とくに感じるのはスピード感。海外はスピード重視で素早いレスポンスが求められますが、日本は慎重に、丁寧に説明を重ねる上申のプロセスを必要とする場合が多いです。こうした違いを理解して最適なソリューションを提供するために語学力はもちろんですが、とくにコミュニケーション能力が不可欠だと思っています。海外、国内、社内外の人と常にコミュニケーションをとって、お互いの文化や進め方を理解してもらい、全体をコントロールしないといけないからです。
私自身はもともとせっかちで短気な性格で、人とぶつかることもありましたが、バスケットボールのおかげでチームメイトとのコミュニケーションの大切さを学びました。仕事を通してもますますその大切さを実感し、今ではコミュニケーション能力を自分の強みだと思えるようになりました。
新たなスポーツコンテンツを生み出すことを目標に

スポーツビジネスの面白さを知るほどに、もっと自分のひらめきを生かしたい、新しいことをやってみたいという気持ちも生まれてきました。たとえば海外のコンテンツだけでなく、私が感化されたアニメ作品のように日本のコンテンツを世界に展開する、スポーツとエンターテイメントを掛け合わせたこれまでにないコンテンツをつくるなどなど。もちろん今すぐ実現できることではありませんが、何をしたらいいかは常に意識しています。まずは物ごとの全体を見て戦略的に動かせるマネジメント力を身につけたい。そのために、これからもさまざまな人との出会いを糧として、視野を広げていきたいと思っています。
2023年入社 グローバル領域担当
オーストラリア出身。大学卒業後ALT(外国語指導助手)として来日。多くの出会いに助けられたという。座右の銘は「旅は道連れ世は情け」。現在の趣味はボディビル。

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